同社は、発売後半年以上ハードウェアの不具合を認めたがらなかったが、2006年9月になって、初期ロットが異例の高い確率で故障することを認めた。Microsoftは、標準の90日保証を1年へと延長し、既に支払い済みの修理代金については払い戻しを約束した。
同社は4月、今後は修理済みのXbox 360の配送料を請求しないほか、修理後の保証期間も延長するなどして保証サービスを再度見直した。
Entertainment and Devices部門バイスプレジデントPeter Moore氏は、CNET News.comの姉妹サイトGameSpotとのインタビューのなかで、不具合に遭遇したユーザーには個人的にも謝罪するとしている。
同氏はGameSpotに対し、「顧客に対する対応が不十分だったことについて謝罪したい。意見は取り入れたので今後は適切に対応していく」と語った。Moore氏は、Xbox.comにある360コミュニティーにも公開書簡を掲載している。
Moore氏は、レーシングゲームの「Forza Motorsport 2」がゲーム機を動作させないようにしているとの指摘については否定した。同氏はGameSpotに対し、「修正に取り組んでいるのはソフトウェアの問題ではなく、さまざまなハードウェアの問題だ」と断言した。
Bach氏は電話会議のなかで、この問題が安全を脅かす種類のものではないことを明らかにしている。
Microsoftは2006年9月、Xbox 360の初期ロットが故障しやすいことを認め、2006年1月1日より前に製造された分については修理費用を負担することに同意した。
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