デジタルハリウッド大学大学院は6月29日、同大学院の「三淵ゼミ」と「セカンドライフ研究室」の活動の一環として、ポッドキャスト推進団体「Podium(ポーディアム)」と共同で、仮想世界「Second Life」内でポッドキャストを配信する研究プロジェクトを開始すると発表した。新しいコンテンツ配信サービスとしての可能性を実験・検証する。
今回開始されるプロジェクトは、ネット上で配信されているポッドキャストの番組コンテンツを中継サーバを介して番組管理し、Second Life内のラジオ型オブジェクトにストリーミング配信するというもの。
三淵ゼミは、番組コンテンツ管理システム(C-CMS)とラジオ型オブジェクトの開発を担当し、セカンドライフ研究室は、Second Life内の実験・技術サポート、ラジオ型オブジェクトの配布、視聴アンケートなどを実施する。番組コンテンツの提供協力は、Podiumが担当する。
Second Life内において、ラジオ型オブジェクトで人気のポッドキャスト番組(11タイトル)から気に入った番組を選択すると、ストリーミング聴取することが可能となる。番組はC-CMSにより管理され、常に最新の番組が配信される仕組み。ラジオ型オブジェクトは、Second Life内のさまざまな場所で無料配布する予定だという。
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