ナチュラムは6月27日、運営するアウトドア関連のサイトの商品検索のシステムを刷新した。ECに特化してコトハコが提供する商品検索エンジンを採用。利用者の利便性を高め、売り上げ拡大を狙う。
ナチュラムは「アウトドア&フィッシング ナチュラム」を運営。これまでは自社のデータベースと日本語全文検索システムのnamazu(ナマズ)を併用した商品検索システムで運営していたが、検索に時間がかかったり、検索語の管理に手間がかかるなどの問題があった。
一方、コトハコは、ECサイト向けに特化した独自開発の商品検索エンジンをASPで提供。絞込み検索の検索結果表示方法や、検索ログデータを用いた推薦機能などに特徴を持つ。
また、商品検索エンジンの保守管理も特徴。ECサイト運営者は商品情報を提供するだけで、コトハコが適切な検索語を制作し、バージョンアップする。
ナチュラムでは「自社で商品検索エンジンを保守管理するのは手間とコストがかかる。新商品を仕入れても検索エンジンに新たな検索語を加えなければ検索できないなどの問題もあった。コトハコのサービスはそれらを解決できるため、4月末に発表された時にすぐに導入を決定した」という。
コトハコとナチュラムは今後、検索機能の面から集客や販売力向上などで幅広く業務提携していく。
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