ナチュラムは、Eコマース(EC)決済サービスについてNTTデータと提携し、ECソリューションと決済代行システムを統合したクレジットカード対応EC決済サービス「Genesisペイメント」の提供を11月16日に始めた。ナチュラムが11月19日に明らかにしたもの。
Genesisペイメントは、オンラインショップ構築/統合管理用ASPシステムであるGenesis-ECのショッピングカート/バックヤード機能と、NTTデータのインターネット決済代行サービスCAFIS BlueGateを連動させて実現する。
オンラインショップのサーバとCAFIS BlueGateの決済サーバが自動的かつリアルタイムに通信するため、ウェブサイトでリアルタイムなクレジットカード認証が可能となる。さらに、ショップのページ内で認証が完了するので、認証時に処理を決済代行会社のサーバに移す必要がなく、注文手続きがスムーズに完結するという。注文完了後のキャンセルや返品による決済の取り消し、商品の変更/交換に伴う決済金額の変更も、すべて自動的にサーバ同士が通信して処理する。
「利用ショップ側ではカード会社とのやり取りを全く意識する必要がなく、極めてスムーズに受注/出荷処理を進めることが可能となる。その結果、クレジットカード決済処理の利便性が飛躍的に向上する」(同社)
まず、4種類あるGenesis-ECのエディションのうち、主力商品であるGenesis-ECプロフェッショナル・エディションにGenesisペイメントを搭載し、新しい標準クレジットカード決済機能として提供を開始した。料金は、Genesisペイメントが月額8000円から、Genesis-ECプロフェッショナル・エディションが月額4万9800円。
同社は、今後1年間で200件のGenesis-ECプロフェッショナル・エディションの新規契約を見込む。下位バージョンであるGenesis-EC スタンダード・エディション、同ベーシック・エディションへの搭載も予定している。
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