IMJモバイルと調査会社のユーティルは6月26日、「携帯コンテンツの利用実態調査」の結果を公表した。
調査の結果、ブログの認知について、携帯が89%、PCが94%。一方、利用については携帯が15%、PCが45%だった、また、SNSの認知度は、PCが82%であるのに対して、携帯80%、利用は携帯11%、PC27%だった。
新商品・サービスに関して、友人・知人へのクチコミ方法について、「直接話す」(68%)が最も高く、次いで「携帯のメールで教える・話題にする」(35%)、「ブログに書く」(14%)の結果となった。
また、世代・性別では、クチコミ行動は10代女性が最も高く、特に、ブログ(40%)の利用が他の世代と比べて際立っていた。そのほか、20代女性では「SNSの日記に書く」(27%)、10代男性では「掲示板に投稿する」(22%)が他の世代と比べて高かった。
一方、クチコミの影響が最も高い商品・サービスは「映画・音楽(CD・DVDを含む)」(75%)、「パソコン・パソコン周辺機器・ソフト」(70%)、「飲食店情報」(67%)の順だった。携帯メールによるクチコミが高い商品・サービスは、「携帯サイト・サービス」(23%)がトップ。以下「飲食店情報」(16%)、「仕事探し」「携帯電話」(15%)と続いた。
また、SNSやブログへの書き込み、掲示板への投稿対象となる商品やサービスについて、「映画・音楽」(17%)、「携帯電話」(16%)、「AV機器」「お菓子」(15%)が僅差で並んだ。
携帯で行動を起こす動機となるメディアについては、「テレビを見る」(37%)に続いて、「パソコンでネットする」(34%)、「新聞・雑誌を読む」(30%)と答えた割合が高かった。
調査は、2007年5月17〜19日の間、全国の15歳以上のBIGLOBE調査モニターの男女を対象に行われ、1117人の有効回答が得られた。
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