ビカムは2月1日、商品検索サービス「BECOME JAPAN」の正式サービスを開始した。同サイトを利用すると、商品の関連情報が掲載されたウェブページと、オンラインストアにおける販売価格を、同時に検索できる。
BECOME JAPANは、ビカムの親会社である米Becomeが運営している「Become.com」の日本語版サイト。2006年4月よりベータ版のサービスを公開しており、現在、1000万点以上の商品、1万店以上のオンラインストアの検索が可能。
BECOME JAPANの特徴を、ビカムは「商品についての情報を掲載しているウェブページの検索結果と、実際に買える商品の検索結果をシームレスに提供する」と述べる。独自開発の検索アルゴリズム「Affinity Index Ranking(AIR:類似性インデックス・ランキング)」を利用し、ショッピングに役立つ購入ガイドや商品レビューなど、ショッピング関連情報に特化したウェブページ検索結果を表示するという。
具体的には、「Yahoo!ショッピング」や「Amazon.co.jp」といったショッピングモールの取扱商品をカバーし、検索・比較が行える。価格やカテゴリ、ショップによる絞り込み検索機能も可能。さらにブランドや商品のカラー、ショッピングモールなどで絞り込む機能も追加する予定。
また、BECOME JAPANの独自サービスとして、保険や証券、クレジット/ローン、引越、結婚紹介という生活関連7分野を対象にした検索コーナー「ライフスタイル」を用意した。
今後は、ライフスタイルの取り扱い分野を増やすほか、2007年春以降に個人用ページ「My BECOME」の提供、携帯電話向けサイトの開設、クチコミ機能などの追加を順次行う。
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