HDC-SD3は前モデルに比べてグリップ部のデザインが変更されており、持ちやすくなっている。操作部は本体後部に集中して配置されており、基本的に親指を使って操作する。
筆者の手は成人男性としては小さい方だが、快適に操作できた。これなら女性でも使いやすいだろう。手の大きな人の場合は、ボタン類の配置などについて購入前に実機で確認した方がいいだろう。
操作性で気になったのがスチル写真モードの設定時に使用するジョイスティックボタンとメニューの相性だ。機能の選択とメニューの切り替えをジョイスティックの上下左右操作だけで行うため、各種操作が不安定で、なれるまでミスが多かった。
SDムービーの特徴として電源投入後、2秒程度で撮影できる立ち上がりの速さが挙げられる。スタンバイ状態にしておけば、瞬時に撮影をスタートできるので、とっさのシーンも録り逃さない。これに比べテープ式やDVD式だと、撮影を開始するまで数秒を要する製品が多いので、待ち時間によるストレスが少なく撮影ができる。
メモリーカード式は、HDD式やDVD式と同じく、ランダムアクセスでの記録が可能なので、テープ式のように録画済みのタイトルの上に重ね録りしてしまう心配もない。これは撮影チャンスがとっさにやってくる、子どもやペットの撮影時でも安心感が高い。
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