イキシア、デコメールを使った広告配信サービス--クリエーター支援にも注力

岩本有平(編集部)2007年06月27日 17時27分

 クリエーター向けのコミュニティーサイト「LASO」や海外商品を中心にしたユーザー参加型のインターネットショッピングモール「LASO Buyer」を運営するイキシアは6月25日、クリエーターが提供するイラストに広告を入れ、無料のデコメール素材として提供する広告配信サービス「クリエイター向けのアフィリエイト付きデコメール・デコレーションメール・アレンジメール広告」を開始した。

 デコメールはメールの背景の画像を変えたり、アニメーションをつけたりできる携帯電話向けのCHTMLメール。NTTドコモでは「デコメール」の名称でサービスを提供しているが、auでは「デコレーションメール」、ソフトバンクモバイルでは「アレンジメール」の名称でそれぞれサービスを提供している。

 今回の広告配信サービスでは、LASOでクリエーターから募集したイラスト作品に広告を挿入し、デコメールダウンロードページにて無料で配布する。デコメールの配布はLASOのほか、トランスメディアGPのポイント懸賞モバイルサイト「ドリームプライズ」(http://mobile.dream-prize.com/)と提携して行う。なお、第1弾のクライアントは旅行代理店のエイチ・アイ・エスとなっている。

 広告はダウンロード課金方式となっており、広告クライアントはユーザーがデコメール素材をダウンロードするたびに、イキシアに広告料を支払う。クリエーターには、1ダウンロードにつき5円が還元される仕組みとなっている。

 デコメール素材を利用した広告のメリットとして、イキシアの代表取締役社長の室田真利氏は、「ユーザーが気に入ったデザインをダウンロードするため、広告としての押し付けがない。また、デコメールの特性上、別のユーザーに対して送信することから、口コミのスパイラルが起きることも期待できる」と説明する。

 また、イキシアではコンテンツの著作権については基本的にクリエーターに帰属した形でクライアントに提供する。そのため、クリエーターはキャラクターやデザインを再利用することも可能だという。

 同社では今後、デコメール素材以外にもキャッチコピーやバナーなどの広告商品を提供する予定だ。広告にはLASOに登録するクリエーターの作品を採用し、クリエーターのサポートも行っていく。

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