市場調査会社iSuppliによると、2007年初めのノートPCの出荷状況が予想以上に好調だったことで、PC市場全体の成長率が予測より高くなりそうだという。
iSuppliは、世界のPC出荷台数が2006年の2億3900万台から11.2%増加して、2007年には2億6400万台に達すると予測した。以前の同社の予測では、2007年の成長率は10.7%としていた。
さまざまな市場についての予測を定期的に出しているiSuppliは米国時間6月18日、2007年第1四半期のノートPCの出荷が、以前の予測より3%高い23%増だったと発表した。Intelの「Centrino」ブランドのノートPC向け新プラットフォーム(開発コード名「Santa Rosa」)が5月に発表されるため、ノートPCは2007年後半まで買い控えられるというのが大方の予想だったが、これまでのところ予測ははずれたようで、2007年を通じたノートPCの出荷数は、PC全体の出荷数の40%を占めることになりそうだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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