Appleが、人気のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)であるBeboで「iTunes Store」の楽曲を提供することを発表する計画だという。Financial Times紙が現地時間6月12日に報じている。サービス開始当初は、Beboの人気が高い英国とアイルランドのユーザー880万人を対象に提供されるようだが、うまくいけば、Beboの全ユーザー3300万人が利用できるようになる可能性もあると同紙では示唆されている。
Financial Times紙の記事によると、iTunesのカタログにすでに含まれており、Beboでプロフィールを公開している約50万のバンドやアーティストが自分のページにiTunesのウィジェットを組み込み、楽曲を販売できるようになるという。Beboは、まだ知られていない新しいアーティストにスポットを当て、「今週のシングル」として無料で提供することで、iTunes機能をプロモーションする。
Appleは今回初めてサードパーティーのSNSと提携して楽曲を提供する。Financial Times紙では、Appleはこの提携を13日に正式に発表し、同日サービスを開始すると見ている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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