地図表示機能について:ありがたいことに、「Google Map」がiPhoneの機能として最初から搭載されている。Google Mapを厄介なサードパーティー製アプリケーションとして扱っている多くの携帯電話に比べると、大きな進歩だ。さらに、表示している地域の衛星写真も見られる。わたしのような地図マニアにとっては、iPhoneの全機能の中でもこれが最高のものかもしれない。
今までに判明しているその他の特長は以下の通り。なかにはすでに聞いたことがあるものもがあるかもしれないが。
通話の際にiPhoneを耳に近づけると、近接センサーの働きでディスプレイがオフになる。これは他の携帯電話にはない機能だ。
環境光センサーによって、付近の明るさの状況に応じて自動的にディスプレイの明るさを調整する。この機能を搭載した携帯電話は少ないが、iPhoneだけというわけではない。
「MacOS X」が採用されている。これにより、HTML形式の電子メール、さまざまなアプリケーション、天気や株価などを表示する豊富なウィジェットが利用できる。
ワイヤレス通信の規格としては、「Wi-Fi」「Bluetooth 2.0」「EDGE」の3種類に対応している。だが、3G規格に対応していない点は非常に残念だ。
サイズは、高さ4.5インチ(115mm)×幅2.4インチ(61mm)×奥行き0.46インチ(約11.6mm)で、重さが4.8オンス(約135g)。スリム携帯が好きな人は、このサイズにも注目だ。
電池寿命は、通話や動画再生、ウェブサイト閲覧に使用した場合で最大5時間、音楽再生のみだと最大16時間となっている。専門機関のテストでもこれくらいの結果だとすれば、GSM方式の携帯電話としてはほぼ平均的な値だ。
カメラは200万画素となっている。
画面解像度は320×480ピクセルで、160dpi、3.5インチディスプレイとなっている。
ストレージは4Gバイトか8Gバイトのどちらかになっている。
iPhoneを購入するためには、AT&Tとの2年契約となる(長期にわたるユーザーも一度契約を解除する必要がある)。
最後に、9to5mac.comによると、iPhoneはMacやiPhoto、iTunesとやり取りすることはできるが、リムーバブルドライブとして扱うことはできないという。また、バッテリーはユーザーの手で交換することができず(携帯電話としては珍しい)、MacWorldの発表ではSIMカードスロットは外側についていると述べられていたが、実際はそうなっていないかもしれないという(これも携帯電話としては珍しい)。これは、SIMカードを簡単には交換できないことを意味しているが、iPhoneはAT&Tに固定されているので対した問題ではないのかもしれない。実機を手に入れたら個々の機能を確かめる予定だ。しかし、バッテリーの話が本当なら気に入らない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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