クァンタムネットワークスとKDDIは6月5日、タクシー事業者向けにGPS(位置測定システム)搭載携帯端末を使って車両の状況管理および配車指示をするサービスを開始した。クァンタムのテレマーケティング支援サービスとGPS携帯端末を組み合わせることで、低コストかつ効率的なオペレーションが可能になるとして提案する。
新サービス「UVCSドライバーコールサービスfor au」は、タクシーや配送車両の現在位置を管理用PCで地図表示し、オペレーターはクリック操作だけで該当車両のGPS搭載端末に電話をかけられるサービス。
クァンタムのクリックコールなどができるテレマーケティング支援ASP(ネット経由のソフト貸し出し)サービスと「au」ブランドで展開するKDDIのGPS搭載端末を組み合わせた。
タクシー事業者はネット利用環境にあれば安価かつ短期間でサービスを利用できるようになり、対応車両数の増加に関してもGPS搭載端末の追加および設定のみだとしている。
タクシーの迎車サービスなどではこれまで、無線による一斉同報やGPS車載専用機による位置確認で近郊の営業車両の探索や指示を行っていたという。
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