NTTドコモは6月5日、一斉情報連絡が行えるASP型サービス「エマージキャスト」を6月11日から開始すると発表した。
エマージキャストは、災害発生時などの緊急時に、NTTドコモのデータセンターを使用してあらかじめ登録された相手の携帯電話にメッセージを配信するサービス。メッセージに対する返信も行えるため、自治体や企業などが職員の参集や安否確認に活用できる。
情報配信者とドコモ防災センタの接続方法は「専用線」「NTT東日本地域IP網(フレッツグループアクセス)」「ドコモパケット通信網」「インターネット網」など、複数の中から選択できる。携帯電話がドコモの場合、「メッセージR(リクエスト)」で受信する。この際、受信者がメールアドレスの変更やドメイン指定受信設定をしていても受信可能となる。
ドコモ以外の携帯電話やPHSにもインターネットメールを利用して配信でき、メッセージ受信者からの返信がない場合など、オプションで自動発信による音声呼び出しも可能。ドコモのiアプリ対応端末では、内容の確認から返信までを2回のボタン操作で回答できる。
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