アセントネットワークスは6月1日、ミニブログサービス「Haru」で、APIの無償公開を開始した。
Haruはユーザーが「今何をしているか」というテーマで自分の状況について投稿し、ほかのユーザーや友人と情報を共有できる、簡易コミュニケーションサービスだ。
同様のサービスの代表的なものとしてTwitterなどがあるが、Haruでは、コメント投稿だけでなく、投稿内容へのタグの付加や画像のアップロード、YouTubeなど動画投稿サイトの動画の貼り付け、携帯電話からの動画や画像の投稿といった機能も提供している。また、Twitterとの同時投稿も可能だ。ログインには、無料のHaruのIDを取得する方法のほかに、Livedoorやはてな、MixiなどのユーザーIDを利用することもできる。そのほかOpenIDの利用も可能だ。
今回提供されるAPIを利用することで、コメントの投稿機能をはじめとして、すべてのユーザーの投稿内容や自分の投稿内容などのリストを取得し、新しいサービスを独自で開発したり、マッシュアップサービスの開発をできるようになる。仕様の詳細については開発者向けサイトで公開している。
また、インスタントメッセンジャー(IM)からの利用にも対応する。ユーザーがIMのメールアドレスを登録すると、Haruへの投稿用メールアドレスが発行される。これをIMに登録することで、IMを使ったHaruへの書き込みや、友人の書き込み内容の閲覧などが可能になる。
IMの利用については、現在「Windows Liveメッセンジャー」および「MSNメッセンジャー」だけの対応となるが、今後は「Yahoo!メッセンジャー」「Googleトーク」をはじめとして、ほかのIMにも対応していくとしている。
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