米Adobeはこのほど、ウェブアプリケーションサーバ「Adobe ColdFusion(コールドフュージョン) 8」のパブリックベータ版の公開を開始した。
ColdFusion 8は、デベロッパーがウェブサイトやインターネットアプリケーションを構築するための、ウェブアプリケーションサーバ。Adobe FlexとAjaxベースのコンポーネントの利用が可能で、さらにAdobe PDF文書やフォームと連携することもできる。
開発環境には、Eclipseベースによるウィザードとデバッグ機能を採用。サーバモニタリング機能によって、問題点を素早く特定し、パフォーマンスを向上させることができるとしている。また、.NETアセンブリとの連携や、Windows Vistaへの対応、JBossやJ2EEサーバにも対応しており、さまざまなプラットフォーム環境やシステムと統合することが可能となっている。なお、パブリックベータ版は、プレビュー版としてColdFusion 8のすべての機能を搭載している。
ColdFusion 8パブリックベータ版はAdobe Labs、またはアドビのホスティングパートナーであるhetemlおよびフューチャリズムワークスより、無償でダウンロードできる。
また、デベロッパーコミュニティのJapan ColdFusion User Group(JCFUG)、および販売パートナーのサムライズは、ColdFusion 8パブリックベータ版を評価する、デベロッパーの情報交換のためのフォーラムを開設した。
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