NTTドコモは5月30日、京浜急行線全線で公衆無線LANサービスを6月1日より開始すると発表した。
公衆無線LAN設備が設置されるのは、京浜急行電鉄の全71駅で、各駅のエリアカバー範囲はホーム、コンコース、改札といった駅構内全域となる。なお、梅屋敷駅、大森町駅、神武寺駅、京急大津駅、新大津駅の5駅は施設改良工事終了後の設置となる。
無線LAN設備の設置にともない、NTT東日本とNTTドコモは本設備を利用し公衆無線LANサービスの提供を開始する。利用可能となる公衆無線LANサービスは、NTT東日本の「フレッツ・スポット」およびNTTドコモの「Mzone」「mopera U」。なお、全駅への公衆無線LAN設備の設置、および公衆無線LANサービスの開始は、首都圏大手私鉄8社では初となる。
京浜急行では、すでに品川駅など14駅で公衆無線LANサービスを提供しているが、これを全駅に拡大することで沿線価値を向上できるとしている。今後は、駅構内における沿線情報の配信、駅業務での利用など、本アンテナ設備を通信インフラとして活用することも検討しているという。
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