GoogleがGreenBorder Technologiesを買収した。
米国時間5月28日付けの「Google Operating System」ブログによると、Googleは今回の買収の結果、ウェブサンドボックスをユーザーに提供できるようになるという。ユーザーはサンドボックスの中で検索したり、さまざまなサイトを利用したりすることができ、その間に遭遇したウイルスは、サンドボックスから出るときに置いてくることになる。
今にしてみれば数週間前に、GreenBorderの顧客が同社の掲示板で、何かが起こりつつあるのではないかと論じ合っていたことがあった。
セキュリティソフトウェアを開発している同社のウェブサイトには、「GreenBorder Pro」製品の販売は中止するが、既存ユーザーに関しては、サブスクリプションの期限が切れるまで製品サポートを続けると記されていた。
ある顧客は、「ぶしつけを承知で言うが、製品を販売しないGreenBorderのビジネスは継続していると言えるのだろうか。言えるとしたら、実に興味深いビジネスモデルだ」と、苦言を呈している。
現在では、「News.com」の姉妹サイトである「Download.com」から無料のトライアル版がダウンロードできるが、Googleが買収する以前、同製品は29.95ドルで販売されていた。
Googleが同技術を取得したあとに無料化するかどうかは、まだわかっていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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