Microsoftは米国規格協会(ANSI)の標準として、オフィスフォーマットの「OpenDocument Format(ODF)」承認に賛成票を投じたことを明らかにした。
Microsoftはまた、自社のオフィスフォーマット「Open XML File Format」もANSI標準として提出、承認されることを期待していると述べている。
Microsoftの相互運用性・標準担当ゼネラルマネージャのTom Robertson氏は声明文で、ANSIは国際標準化機構(ISO)標準をANSI標準リストに追加すべきかについて投票することが多いという。ODFは約1年前にISO標準として承認を受けている。
MicrosoftはANSIで投票権を持つ1社で、今回ODFに賛成票を投じた理由として、ODFと自社のOpen XMLはそれぞれ異なる機能を持つため、とRobertson氏は説明している。Open XMLは現在、ISOの承認待ちの状態だ。
ODFは政府顧客を中心に支持を得ており、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice」が採用しているフォーマットだ。一方のOpen XMLは、Office 2007で採用されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス