WinHEC 2007がいよいよ開幕へ--今年の目玉は? - (page 2)

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年05月15日 11時29分

焦点はやはりVista

 Kutz氏は「次期Windowsについては今のところ、開発を進めている、という以上の情報は公開しない。時期がきたら、新しい情報を提供する」と述べた。

 同氏は5月11日にもメッセージを繰り返している。

 同氏は「Vistaの価値や可能性がどれほど大きなものなのか、しっかりと理解して欲しい。そこに最大限の注意を払うのが妥当だ」と述べている。

 Vista最初のサービスパックについても、日程や内容に関する情報を提供しないものと見られる。

 Microsoftの秘密主義は必ずしも完全なものではない。同社はWinHECで、Longhorn Serverの正式名称がWindows Server 2008になることを発表すると見られるが、この名称は5月11日に同社のウェブサイトでうっかりリークしてしまっている。

 WinHECの目玉は、何と言ってもテクニカルフェローMark Russinovich氏の講演である。同氏は、Microsoftが行ったWindowsカーネルの変更やハードウェアメーカーにとってのビジネスチャンスなどを話題にすると見られる。

 Microsoftには先週、喜ばしくないニュースもあった。仮想化ソフトウェア「Viridian」をLonghorn Server発売後半年以内に発売するため、機能をいくつか削減するという発表があったほか、Longhorn Serverのパブリックベータである「beta 3」を4月にリリースし年内に正式版のコードを完成させる予定だと発表していたが、正式リリースは2008年以降になる可能性がある。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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