メディア・クルーズ・ソリューション(MCS)は5月14日、マーキュリー・エンタープライズと、動画変換ソフト分野で業務提携すると発表した。MCSのPC向けFlash動画変換ソフト「VLOG Maker Engine」と、マーキュリー・エンタープライズの携帯電話向け動画変換配信ソフト「Motion Fitter」を相互販売する。
MCSによると、携帯電話向け動画配信では多様な端末にあわせ、1コンテンツあたり数十種類のデータ形式を用意する必要がある。しかし動画共有サイトなどのサービスでは無数のユーザー生成コンテンツを扱うため、携帯電話向けに複数の形式へ事前変換して管理するのは、データ量の問題から難しかった。
今回はVLOG Maker EngineとMotionFitterの機能を組み合わせ、こうした課題を解決するという。具体的にはVLOG Maker Engineを使い、UGCをPC向け配信に適した軽量なFlash Video(FLV)形式に一括変換して保存する。その後は携帯電話からのアクセスに応じ、そのつどMotionFitterで3GPP、3GPP2といった形式に再変換する。
これにより、動画共有サイトや同様の機能を持つソーシャルネットワーキングサービス、ブログサービスなどで、より効率よく携帯電話/PC向け動画配信を行えるという。
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