MySpace.comは米国時間5月10日、2008年米大統領選の予備選挙で競う候補者が参加する、いわゆるタウンホールイベントを開催することを発表した。
このイベントは、大学のキャンパスで2007年9月から12月にかけて複数回開催される予定で、毎回1人の候補者にスポットをあてる。このイベントをウェブキャストで視聴するユーザーは、MySpaceのインスタントメッセージング(IM)クライアントを利用して質問することも可能になる予定だという。
このイベントに参加する共和党候補者の顔ぶれは、Sam Brownback氏(カンザス州選出、上院議員)、Rudy Giuliani氏(元ニューヨーク市市長)、Duncan Hunter氏(カリフォルニア州選出、下院議員)、Ron Paul氏(テキサス州選出、下院議員)、Mitt Romney氏(元マサチューセッツ州知事)、Tommy Thompson氏(元ウィスコンシン州知事)、John McCain氏(アリゾナ州選出、上院議員)など。中でも、McCain氏は今年初め、自身のMySpaceページがいたずらされた経緯を持つ。
民主党候補者では、Hillary Clinton氏(ニューヨーク州選出、上院議員)、Chris Dodd氏(コネチカット州選出、上院議員)、John Edwards氏(元ノースカロライナ州選出、上院議員)、Barack Obama氏(イリノア州選出、上院議員)、Bill Richardson氏(ニューメキシコ州知事)が参加する予定。
MySpaceが、自社コミュニティーチャンネルであるImpact Channelを通して、若者ユーザーに向けて、政治に関心を持ち活動的になるよう働きかけるのは、今回がはじめてではない。2007年4月、MySpaceは2008年初めに模擬大統領選挙を実施する計画を発表している。
MySpaceはまた、テレビとウェブを利用して政治志願者を発掘する新しいプログラム「Independent」で、著名プロデューサのMark Burnett氏と協力する計画も発表している。Burnett氏は、「Survivor」「The Apprentice」などのリアリティテレビ番組の制作で知られる人物だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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