マイクロソフト、Windows仮想化技術の一部機能搭載を見送りへ - (page 2)

文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年05月11日 10時55分
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 「われわれにとっては苦渋の決断だった。今回は、中核的な仮想化戦略に沿った競争力のあるソリューションを提供するとともに、望ましい時期の出荷を実現するため、Windows Server仮想化技術の機能セットを調整した」(Neil氏)

 ライブマイグレーション機能がサポートされていなくても、一般的な仮想化を利用して、活用できていないサーバを少数の効率的なサーバに置き換えることが目的であれば、Viridianは有効なソリューションと言える。しかし、コンピュータ間でタスクをやり取りして作業の優先順位を変えたり、欠陥のあるハードウェアを回避したりする先進的な仮想コンピューティング環境においては、Viridianの有効性は保証できない。

 EMCの子会社であり、x86仮想化分野の先頭を行くVMwareは、2003年から「VMotion」ソフトウェアにライブマイグレーション機能を実装している。また、同社が1年以上前にリリースした「Virtual Infrastructure 3」ソフトウェアでは、複数のサーバをコンピュータ処理能力のプールとして扱う、高レベルな仮想化機能も実現できる。

 一方Xenは、同仮想化ソフトウェア用に特別な変更を加えたLinux向けのバージョンで、ライブマイグレーション機能をサポートしている。数日中にリリースされるXenの次期バージョン3.1には、Windowsおよび無修正のLinuxのサポートが追加されると、XenSourceの最高技術責任者(CTO)であるSimon Crosby氏は話した。

 Viridianが対応できるコンピュータのコア数が最大16に制限された点は、x86サーバの大半がこれ以上のコアを利用していない現状を考えると、重大なデメリットだとは考えられない。2007年後半には、IntelおよびAMDが4プロセッサソケットサーバ用の4コアチップを新たに発売し、16コアサーバがより一般的になると予測されているが、それでもこの傾向は変わらないだろう。

 「ホットアド」機能を利用してサーバに新しいリソースを追加できるようになれば、サーバの信頼性は格段に向上する。もっとも、そうした方法は今日、ほとんどの管理者にとって一般的ではない。

 メインシステムのアップグレードやメンテナンスの最中に、セカンドシステムへ仮想マシンを移動させるライブマイグレーション機能は、ホットアド技術の代わりに利用することが可能だ。

 Xenはすでに、メモリ、ディスク、ネットワークカード、プロセッサに関して、ホットアド機能を採用している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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