エスグラントコーポレーションやドリコム、ネオキャリアなどは5月10日、東京都内で、再結成した若手経営者の集会を初めて公開した。参加者が膨れ上がった以前までの会合を改め、今後は少数精鋭で開催。有力若手経営者の健全な交流会として訴求していく。
公開された集会は「若手経営者の会」。エスグラントコーポレーション代表取締役兼CEOの杉本宏之氏が理事長、ドリコム代表取締役の内藤裕紀氏とネオキャリア代表取締役の西澤亮一氏が副理事長を務める。参加者は約20人。
前身となる「20代経営者の会」は西澤氏が知人の若手経営者らに呼びかけ、2005年11月に発足。著名な経営者らを招いて勉強会を重ねてきていたが、「参加者が70人程度にまで膨れ上がり、深い議論ができない状況になっていたため、2007年2月に解散。新たに理事の推薦がなければ参加できない会として再設立した」(西澤氏)。
理事長の杉本氏は、IT関連企業に向けてマスコミや投資家から厳しい視線が注がれ続けている状況に対し、「(一連のIT企業や監査法人の不祥事などを経て)2006〜2007年は我々にとって我慢の時期。この時期にあまりマスコミに露出するような行動は本来したくないのだが、我々の次の世代の経営者が育つ場を提供することも欠かせない。2008年以降の飛躍につなげたい」と語った。
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