ムニンワークスは5月8日、オンライン音楽CD交換コミュニティーのサイトを一般公開した。これまで約3カ月のクローズドベータテスト期間をふまえ、新しいタイプの音楽サイトとして利用者の獲得を狙う。
音楽CD交換サイト「diglog(ディグログ)」は、利用者間で音楽CDを物々交換するサービス。アメリカでは同様のサービスとして「Lala」が先行しているが、日本では初になるという。
利用者はCDを1枚あげると、「CDをもらえる権利」をdiglogから付与され、別の利用者から欲しかったCDを1枚もらうことができる。事前に所有しているCDと欲しいCDを登録しておき、同社のマッチングエンジンが自動的に発見した交換相手が利用者に通知される仕組み。さらに、同サービスでは利用者の嗜好を読み取るシステムも搭載しており、新しい音楽に出会う仕組みも提供している。
CDを交換するために、利用者は事前に1ポイント=1円でdiglogポイントを購入。CDを1枚受け取るごとに300ポイントを消費する。このポイントは同社が手数料として徴収する。CD送付用の専用封筒は同社が無料で提供し、梱包の手間なく安全に交換することができるという。
テスト期間は合計約300人程度を対象とし、1万件のCDの登録があったという。同社では1年間で10万人程度の利用を目指す。
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