オンラインで大統領候補討論会を開催へ--候補者への質問も可能

文:Dawn Kawamoto(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年04月24日 13時18分

 オンラインで政治に関する判断を下したい人のために、Yahoo、Slate、HuffingtonPost.comがサービスを提供する。

 3社は米国時間4月23日、オンライン限定で米国大統領候補討論会を2回、2007年秋に主催する計画を発表した。これにより有権者らは、リアルタイムで候補者らに直接質問したり、候補者らを評価したりできる。

 大統領候補らは、10年近く前からインターネットにより出馬表明をするようになったが、候補者らによりアクセスしやすい環境がウェブに築かれ始めたのは、ここ最近になってからである。

 News Corp.傘下のMySpace.comは4月に入ってから、2008年1月1日および2日に模擬大統領選挙を実施する計画を発表した。Hillary Clinton氏、Barack Obama氏、John Edwards氏などの候補者らは、すでにMySpaceプロファイルが作成されている。

 Yahoo、Slate、The Huffington Postにおける大統領候補討論会は、2008年の大統領選への出馬を表明している候補者らを対象とする予定で、1つは民主党のための討論会に、もう1つは共和党のための討論会となる。公共放送サービス(PBS)のCharlie Rose氏が討論会の司会を担当する予定となっている。

 視聴者は、オンラインを通じてリアルタイムに質問し、討論会に参加可能になる予定だという。視聴者の質問はまた、動画にアップロードされるという。

 The Huffington Postの共同創設者であるArianna Huffington氏は声明で、「(今回発表された)オンラインでの大統領候補討論会や、オンラインでの選挙広告、オンラインでの資金調達が増加しており、大統領選挙戦は異常な速さでインターネットに移行してきている」と述べる。

 この大統領候補討論会は、Yahoo ElectionsThe Huffington PostSlateでレイバーデー休暇(毎年9月の第1月曜日)に開催される予定となっている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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