動画共有サイト最大手のYouTubeが、マーケッターに有用と見られるユーザーデータの収集に向け準備を進めていることが、同社の最高マーケティング責任者(CMO)の話から明らかになった。
広告業界誌Advertising Ageによると、YouTubeのCMOであるSuzie Reider氏は、今週開催されている米国広告調査財団(ARF)のRe:thinkカンファレンスの中で、2、3週間以内に同社初のユーザー調査を開始することを明らかにしたという。
Reider氏は、「第3四半期までに、すべての動画に関する膨大な量のメトリクスやデータを集める」と述べ、さらに「誰が何を視聴しているかを調査することにより、多くの情報が得られる。これはまさに、毎日、朝から晩までリアルタイムで実施されるフォーカスグループ(調査)だ」と語った。
調査会社ComScore Networksによると、毎月3400万人以上の米国民がYouTubeを訪れているという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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