NECネッツエスアイは4月13日、携帯電話向けウェブサイトのコンテンツを電子ペーパーと連動させる実験を開始した。国立科学博物館の上野本館内「地球館」入口に電子ペーパーで作成した情報案内板を設置し、約1カ月半のあいだ実験を続ける。
実験では、電子ペーパー10枚を並べて1つの表示体とした情報案内板(幅850mm×厚さ660mm×高さ1800mm)と、国立科学博物館の携帯電話向けウェブサイトのあいだでコンテンツを連動させる。具体的には、さまざまな展示用コンテンツやレストランなどの混雑状況などをウェブサイトから取得し、電子ペーパー情報案内板に転送/表示する。
NECネッツエスアイは、実験で「電子ペーパーと携帯電話向けウェブサイトのコンテンツの親和性」と「情報を表示させるまでの動作の自動化」を評価する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」