TAGGYは4月12日、タグ検索サービス「TAGGY」のリニューアルを実施した。タグを利用するコンテンツを動画や画像、ニュースなどといったカテゴリーに分類して表示できるようになったほか、ユーザーが登録したタグに関連する最新の検索結果を自動で表示する「エージェント機能」を追加している。
TAGGYは動画やニュース、画像など、国内外のCGMサイトに投稿された約3000万の記事について、「タグ」をもとにした検索ができるサービスだ。2006年9月にアルファ版を公開し、2006年12月にはパーソナライズ機能を強化したベータ版を公開している。
今回のリニューアルでは、「操作が難しい」というユーザーの意見を反映し、今まで動画やニュースなどさまざまな種類のコンテンツが一覧表示されていたインターフェースを一新。動画、ニュース、画像などコンテンツの種類別に表示できるよう、タブによるコンテンツの切り替え表示を実現した。
さらに、ユーザーが興味のあるタグを登録しておけば、登録したタグを含むコンテンツを自動で表示するエージェント機能を実装した。これにより、ユーザーはいちいちタグの検索をしなくても、タグの登録だけで、いつでも最新の検索結果を閲覧できるという。現在はすべてのタブで共通のタグしか登録できないが、今後は各タブごとにタグを登録できるようなる予定だ。
また、今夏までには、ユーザーが検索したタグの履歴などをもとに関心あるタグを分析し、ユーザーが興味を持つコンテンツを自動表示する「リコメンド機能」も実装するとしている。
TAGGYではリニューアルに合わせてバナー広告やコンテンツマッチ広告を掲載し、収益源にしていく方針だ。リコメンド機能の導入後には、ユーザーの嗜好に合わせた広告の配信も予定する。広告ビジネス以外にも、TAGGYのシステムをASPやSaaS形式で販売することも検討している。4月末にはAPIの一般公開し、同時にTAGGYのAPIを利用したマッシュアップコンテストを開催する。
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