SDオーディオ「D-snap」新製品が発売へ--騒音を従来よりも83%カット

エースラッシュ2007年04月05日 23時47分

 パナソニックマーケティング本部は4月5日、SDオーディオプレーヤー「D-snap」1機種、SDステレオシステム「D-dock」2機種、ワイヤレスオーディオキット2機種を、それぞれ4月26日から発売すると発表した。

 D-snapの新製品であるSV-SD850Nは、高さ90.7mm×幅35mm×奥行き11.4mm、約43gという小型軽量ボディを実現したSDオーディオプレーヤー。電車やバス内での騒音を抑える「騒音キラー」をさらに強化し、従来と比べ83%の騒音カットを実現している。

SV-SD850N 騒音キラーを強化したSV-SD850N

 また、フル充電状態で約80時間の長時間再生や、約3分の急速充電で約3.5時間の再生が行えるのも特徴だ。さらにD-dockと組み合わせることにより、PCなしで簡単に音楽CDをSDメモリーカードに録音したり、曲の再生や急速充電も可能となっている。本体には1GバイトのSDメモリーカードが付属しており、カラーバリエーションはホワイト、ブラック、レッド、ブルー、ブラウンの5種類を用意。価格はオープン価格で、月産台数は4万台を予定している。

 D-dockの新ラインアップ「SC-PM770SD」と「SC-NS550SD」は、PCなしで音楽CDをSDメモリーカードに録音できる手軽さを継承したSDステレオシステム。

 録音スピードを最大8倍速まで高めた結果、74分CDを約12分で録音できるようになっている。SC-PM770SDでは、5枚のCDからSDメモリーカードへの8倍速録音に加え、CDからMDも7倍速での録音が可能。また、漢字を含む最新CDのタイトル情報やアーティスト情報などをLAN経由で自動取得し、SDメモリーカードやMDに保存できるのも特徴だ。

 共通の機能としては、「SDオーディオ リ.マスター」や「H.BASS」によりクリアなボーカルと豊かな重低音を再現。そのほか、日本語表示でわかりやすい大型リモコンの付属、7種類のプリセットとマニュアルイコライザが選べる「2Wayイコライザー」、曜日単位の予約に対応した「おめざめ/おやすみ/留守録タイマー」、表示部やライトの明るさを変える「ライトモード」などを搭載している。同時発売のD-snapやワイヤレスオーディオキットとの連携も可能となっている。

 カラーバリエーションは、SC-PM770SDがシルバー、ホワイト、ブラウンの3種類、SC-NS550SDがシルバーとホワイトの2種類を用意。価格はいずれもオープン価格で、月産台数はSC- PM770SDが2万台、SC-NS550SDが1万台を予定している。

 ワイヤレスオーディオキットの「SH-FX570R」「SH-FX570K」は、Bluetooth機能付きの携帯電話やPCから音楽をD-dock へワイヤレス転送し、再生や録音が行える。SH-FX570Rはレシーバー単体、SH-FX570KはレシーバーとUSBトランスミッターのセットとなっており、D-dockのリモコンで再生や停止、スキップの各操作が行える。また、D-dockのD-snapポートに挿すだけという手軽さも魅力といえる。価格はオープン価格で、月産台数はSH-FX570Rが1000台、SH-FX570Kが500台を予定している。

SC-PM770SD 8倍速で録音できるSC-PM770SD

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