ウタゴエは3月30日、同社が運営するコミュニティサイト「Looc」で提供している、「うたごえ検索」のリニューアルを行った。
リニューアルに伴って変更・追加された機能は、Flash Playerを活用した検索への変更と、録音機能の実装による検索データベースのCGM化、Looc上の個人放送局機能「Live4」との連携による「うたごえイントロクイズ」機能――の3点。
従来のうたごえ検索は、ActiveXコントロールを活用。これをFlash Playerに変更することで、OSに依存せずに検索が行える。また、「エアボイス」機能を搭載し、録音時に自分の音が認識されているかを同時に判別できるようにした。
CGM化は、ユーザーの歌声を録音する機能を実装し、音声を独自の検索データファイルにコンバートすることによって実現。検索を実行することで、データベースを蓄積していくという。
さらに、録音したユーザーの歌声とLive4を連携させ、個人放送局の発信者からうたごえイントロクイズとして出題できるサービスを提供する。
なお、今後は、今回の新機能を発展させ、検索楽曲がみつからなかった場合などに用いる検索機能「うたごえサーチボックス(仮称)」(2007年春〜夏に提供予定)や、うたごえでユーザをつないでいく「うたごえジュークボックス(仮称)」(2007年夏に提供予定)などを予定しているという。ウタゴエでは、このようなサービスによって、正確な検索精度とエンターテインメント性の両立を実現していくとしている。
うたごえ検索は、ウタゴエの代表取締役社長である園田智也氏が、1998年頃より開発していた検索エンジン。楽曲を口ずさむと、歌った楽曲のタイトルを検索できる。携帯電話向けには「はなうた検索」としてOEM提供を行っている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」