ウタゴエは9月6日、独自のライブ配信技術「Ocean Grid」を活用した登録制SNS「Looc」を公開した。登録は無料。
Ocean Grid技術は、同社が「愛・地球博」に提供した双方向通信ソフトウェアを独自に改良したもので、1台のPCから最大数千台へのライブ映像の配信が可能となるシステム。クライアント同士をリレー形式で結ぶグリッドコンピューティングで配信することにより、従来のインターネット上のライブ配信に比べ、配信コストを最大で数十分の1に抑えることができるとしている。
Loocではこの技術を用い、コミュニティページにおいて六本木や代官山の風景、また、ユーザーからの投稿映像などの配信を行う。
また、将来的に事業化を目指す先進技術を早期段階から提供していく場として「実験室」を開設、スウィングと共同開発した鼻歌を歌うだけで曲名を当てる「うたごえ検索」機能を提供する。このほか、Looc会員間の類似度検索機能「シモーヌ」を9月中に提供するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力