「iTunes」ソフトウェアが「Windows Vista」との互換性をめぐる問題を抱えるなか、Appleは、「Boot Camp」最新版のパブリックベータをリリースし、Intel MacでVistaを動作可能にした。
同ベータ版は、32ビット版Vistaをサポートする。また複数のドライバがアップデートされたほか、Apple Remoteもサポートされている。Appleのサイトよりダウンロードできる。
Digitimesは先ごろ、 Appleの次期OSであるMac OS X「Leopard」の出荷が2007年10月にずれ込むと報じ、その理由はBoot CampとVistaの互換性を確保するためだとしていた。Appleはかねてより、Boot Campの製品版がLeopardの一機能として提供されると述べてきた。
Vistaに対応したBoot Campのベータが公開されたことで、Digitaimesの報道の根拠は崩れたことになる。Appleは今回のベータ版で、2007年春にLeopardをリリースするといスケジュールが順調に進んでいると、述べている。同ベータ版のダウンロードプロセスの最後には、次のようなメッセージが表示される。「Boot Campは、2007年春に発表されるMac OS Xの次期メジャーリリース“Leopard”に搭載される多くの新機能の1つとして提供される予定です(Boot Camp is just one of many new features in Mac OS X Leopard, the next major release of Mac OS X, due out by Spring of 2007.)」
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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