BIGLOBE、戦略投資拡大策の一環として事業開発室と投資ファンドを設立へ

 NECビッグローブ(BIGLOBE)は3月27日、新たな事業成長に向けた新規事業開発やアライアンス展開の加速を目的として、戦略投資の拡大を決定した。これにあわせ、戦略投資の専門的な推進組織である事業開発室を4月1日に設立する。

 事業開発室の設立時の人員規模は11人。事業開発室では、各種戦略投資の実施、新規事業の開発、戦略的アライアンスの推進、全社横断的な戦略プロジェクトの推進などを行うとしている。

 また、戦略投資拡大策の一環として、9月をめどに投資ファンド「BIGLOBEファンド」(仮称)の設立についても具体的な検討を開始するとしている。

 BIGLOBEでは、これまでも「Web2.0、NGN関連サービス領域」「先端技術、システム開発領域」を重点領域として継続的な投資を行ってきた。今回の戦略投資の拡大は、これらの重点領域を中心として、スピード感を持った新規事業創出と既存事業の拡大を実現させるためのものであり、成長戦略に適合する外部ベンチャーや外部リソースの積極的な発掘や連携を通して、事業の成長に取り組むとしている。

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