三井住友銀行は3月27日、ITX子会社のネットプロテクションズと資本業務提携を結んだ。また、三井住友銀行グループ100%子会社のフィナンシャル・リンクは、ネットプロテクションズとの業務提携契約を締結した。
ネットプロテクションズは、通販サイト向けのASP型決済サービス「NP後払い」などを提供する企業。NP後払いを利用すると、全国のコンビニエンスストアや郵便局、銀行でネット通販利用時に購入代金の後払いが可能となり、購入者の未払いリスクをNPが負担する。そのため、通販サイト運営者は、未払いリスクを気にすることなく、商品を迅速に配送できるという。
三井住友銀行グループでは、NP後払いの導入により、新たに後払いの決済手段を追加し、多様化するEC決済手段への対応を進める考え。
今回の提携に際し、三井住友銀行はITXからネットプロテクションズの一部株式を譲り受けると同時に、ネットプロテクションズの第三者割当増資に応じる。これによりネットプロテクションズの資本金は3億2500万円となり、最終的な出資比率は、ITXが84.4%、三井住友銀行が5.0%となる。
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