モバゲータウンが携帯小説に進出--ユーザーからの投稿を受け付け

永井美智子(編集部)2007年03月23日 12時03分

 ディー・エヌ・エーは3月23日より、携帯電話向けのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「モバゲータウン」において、ユーザーが小説や詩などの作品を投稿できるサービス「クリエイター」を開始した。

 ユーザーはモバゲータウン内のニックネームとは別のペンネームを利用できる。また、作者のページには、モバゲータウン内で利用しているアバターのほか、撮影した写真などを掲載可能だ。作品の投稿には、サイト内の投稿フォーム、もしくは携帯電話のメールを利用する。

 また、読者は作品に対してコメントや感想を残したり、好きな作家をお気に入り登録したりできる。「独立した投稿コンテンツではなく、SNSと連携させることで、作者と読者の間のコミュニケーションをより活性化させることができる」(ディー・エヌ・エー)

二次元バーコード この二次元バーコードをカメラで撮影するとモバゲータウンにアクセスします

 携帯電話で小説を書き、モバイルサイト上で発表する携帯小説は、近年若い女性を中心に人気が高まっている。携帯電話向けのホームページサービスを運営する魔法のiらんどなどが有名。書籍化された小説も多く、「恋空」「赤い糸」といった作品は発行部数が100万部を突破している。

 今後はユーザーが作った楽曲などを投稿できる機能も追加していく計画だ。

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