日立は「録画もできるプラズマ」として人気のWoooシリーズに、着脱可能なHDD「iVDR」採用モデルを含むプラズマ、液晶テレビ、3シリーズ、全8機種を4月20日より順次発売すると発表した。価格はオープン。
日立の薄型テレビWoooシリーズでは、HDDを内蔵し、録画機能を搭載した2003年モデルをはじめ、HDD&DVDレコーダーの内蔵、高圧縮による長時間記録が可能な「XCode HD」技術の採用など、世代を追うごとに録画機能を強化させてきた。
今回発売されたWoooシリーズでは、著作権保護技術「SAFIA」に対応した250GバイトHDDを内蔵。加えて着脱可能なHDD「iVDR-S」に対応したスロット「iVポケット」を本体サイドに設けることでHDDの増量や、内蔵HDDとiVDR間のハイビジョン番組高速ムーブなどが行えることが特長だ。
iVDRは80Gバイト(予想実勢価格:2万円前後)、160Gバイト(予想実勢価格:3万5000円前後)の2タイプが用意されており、専用ケースにセットした形で発売される。
テレビ側には、ハイビジョン画質でHDDの約2倍の録画時間を実現する「XCodeHD」が採用されており、こちらは内蔵HDD、iVDRに関係なく機能する。
各シリーズのサイズラインアップと特長は下記の通り。
【XR01シリーズ】50型プラズマと37型液晶の2ラインアップ。プラズマには世界初のシングルスキャン方式の「フルHD ALISパネル」を、液晶にはIPSα初の「フルHD IPSαパネル」を採用している。独自の「ファインブラックフィルター」による高コントラスト化、「なめらかシネマ」による映画画質の向上など、最上位機らしいこだわりの設計が施されている。地上、BS、110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナーはダブルで装備する。発売は5月中旬より。
37型、42型プラズマと32型液晶の3ラインアップ。プラズマは「1080ALISパネル」を、液晶は「IPSαパネル」を採用する。地上、BS、110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナーはダブルで装備する。発売は4月20日より。
内蔵HDDやiVDRなどの録画機能を省いたエントリーモデル。プラズマは「1080ALISパネル」、液晶は「IPSαパネル」を採用する。地上、BS、110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナーはシングル搭載となる。発売は4月20日より。
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