Googleが米国時間3月16日、GapminderのソフトウェアTrendalyzerを買収したことを発表した。Trendalyzerを扱っているチームはGoogleに移籍する。Trendalyzerは地域ごとの所得分布や世界保健などの情報を視覚的に表すツール。現在、Google Toolsのページには、世界の1人当たり所得や経済成長率、二酸化炭素の排出量などの情報の時系列の推移や地域別のデータをアニメーションで表示するツールが公開されている。
Gapminderは大学や国際連合の組織や、非政府組織とのコラボレーションの下、人間社会の発展に役立つフリーソフトウェアを開発、配布する非営利団体。スウェーデンのストックホルムを本拠地としている。同団体のブログには、Googleが今後Trendalyzerを改良したり拡張したりしながら、統計情報へのアクセスを求めるユーザーに無償で公開していくと書かれている。
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