さて、実際に使ってみた。耳にフィットするイヤーピースは、ほかのカナルタイプのヘッドフォンと同様のシリコンタイプがS、M、Lと3種類用意されている。さらに、低反発素材のウレタンタイプも同梱しているのだ。
3種類用意されているとはいえ、それでも合わないときは合わないものである。普段使っているものは、右耳が中、左耳が小を使い、耳に合わせて調整しているのだが、日によってフィット感は微妙に違ってくる。低反発ウレタンタイプは、耳に合わせて形状が変化するので、シリコンタイプよりも楽にフィットするような感じだ。もちろん、慣れや個人差もあるだろう。
さすがにフィットするだけあって、それだけでかなり周囲の音を遮断してくれる。音を出してみてもかなり通りは良い感じだ。キャンセリング機能を入れるとさらに騒音が軽減した。あまり大きな音量で聞いていなくても、クリアにサウンドが聴こえてくる。
とくに電車内ではうねりのような走行音はかなり軽減されているようだ。サウンドを消して、キャンセリング機能だけを使ってみても効果はあり。本を読んだり、英単語などを覚えるなど、周囲の音を遮断して集中するためにも十分使えそうである。
音楽を聴いてノイズキャンセリング機能をオンにしてしまうと、気になってしまうのが、車内アナウンスである。何かしゃべりだしたというのは、わかるのだが、内容までは聞き取れないことが多かった。そこで使えるのが、モニター機能だ。
ヘッドフォンをしたままで、サウンドがカットされるので車内アナウンスの内容まではっきり聞くことができた。まぁ、ポータブルオーディオの再生自体を止めてもいいのだが、鞄の中に入れていることが多いので、やはりモニター機能はありがたいものだ。
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