Symantecは今週、コスト削減の一環として全社的な従業員解雇を開始した。
セキュリティとデータベース管理ソフトウェアを提供するSymantecは2007年1月、2億ドルのコスト削減計画を打ち立てた。Symantecの広報担当であるMelissa Martin氏は米国時間3月15日、この計画の一環として、具体的な人数は明らかにしなかったが、従業員を解雇すると発表した。
Martin氏は、「5%の人員削減を実施する」と述べた。同氏は解雇される従業員の人数については明言しなかった。Symantecの従業員数は全世界で約1万7500人となっている。
Symantecは、企業向け事業が不調であった第3四半期を終えた後の1月、支出を売り上げ予測に応じたものとするため、2億ドルのコスト削減を実施すると発表していた。
同社は、この目標を達成するために、人員および新規雇用の削減、施設の統合、契約業者やコンサルティング、交通経費の削減を実施すると述べていた。
Symantec株は、本稿執筆時点では、NASDAQ市場において始値16.55ドルよりもやや低い16.51ドルで取引されていた。Symantecの株価はまた、同社が2006年12月29日締めの第3四半期の業績が予測を下回る予定であると発表した結果、1月中旬に大きく下落した。Symantecは最終的に、同四半期の売上高は13億1000万ドル、純利益は1億1400万ドルであったと報告した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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