仮想化ソフトウェアの「Virtuozzo」を提供するSWsoftは、Novellと提携してNovellの「SUSE LINUX Enterprise Server(SLES)」に自社技術をバンドルする計画だ。NovellとSWsoftの両社は3月15日にこれを発表する予定。
Virtuozzoは、そのベースとなったオープンソースプロジェクト「OpenZV」と同様、単一のLinuxバージョンを複数の独立したコンテナに分割する仮想化技術。複数のOSを動かせるXenやVMwareと比較すると軽いが、現時点ではSWsoftの技術はLinuxの主要OSに組み込まれていない。
今回のNovellとの提携により、SWsoftはより多くの顧客に自社技術を提供できることになる。この提携では、SWsoftが2社の製品を統合するという。
NovellのSuse Linux Enterpriseプロダクトマネジメント担当バイスプレジデントのHolger Dyroff氏は、「VirtuozzoをバンドルしてSWsoftのチャネル経由で提供することはNovellにとって、顧客ベースを拡大するチャンスとなる」と述べている。
SWsoftはまた、Red Hatが14日に発表した「Red Hat Enterprise Linux 5」上でVirtuozzoを利用できる最新のOSカーネルをダウンロード可能にしたことも発表した。
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