起動してみてまず目に付くのは、インターフェースの変化。各ボタンのデザインや配色が変わったが、混乱することはない。選択の可否などは今までよりもわかりやすい感じだ。インターフェースのカラーカスタマイズの自由度も広がり、自分好みの作業環境が作りやすくなっている。
質感を制御する「表面材質」設定では、効果のプレビューや諸々の視覚表示が従来よりも具体化され、質感の把握が楽になった。凸凹表現がさらに進歩した「パララックスバンプマップ」もうれしい機能強化だ。
「表面材質」の「マッピング」や「背景」、「無限遠光源」のレイヤー操作が統一され、より直感的に操作できるように変わり、「イメージウインドウ」、「ブラウザ」も改良されて、管理や連携などを共有できる新たな機能が加えられた。
以前の「ShadeGrid」の設定とレンダリングサービスに関する設定を「ShadeGridマネージャ」として集約。すべてのネットワークレンダリングの設定を一括して管理する。
また、Shade内にウェブ表示機能を搭載し「e解説」などの解説コンテンツ、「コンテンツパラダイス」などの素材購入、「ShadeGirdレンダリングサービス」などにブラウザに切り替えることなくアクセスできる。国産ならではの細やかなアフターケアとサービスはShadeの強みの1つだ。
豊富な入出力機能を持つShade 9だが、同じ販売元という利点として、キャラクターに特化した3DCGソフトである「Poser」との連携は別格だ。Shade 9の入出力機能「PoserFusion 2」を使えば、人体モデリング、高度なキャラクターアニメーションなどを効率的におこなえるだろう。
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