前回レビューで取り上げた「HDR-UX1」とのもっとも大きな違いは、より高画質になった点である。UX1は有効画素数(動画・アスペクト比16:9)は、143万画素だったが、「HDR-UX7」では、228万画素と大幅アップ。ビデオカメラとしては世界初となるxvYCC規格を採用し、色再現性では群を抜く仕上がりだ。
さらに手ブレ補正機能は、電子式の新アクティブイメージエリア方式から、光学式のアクティブレンズ方式に変更されている。新アクティブイメージエリア方式は画像の劣化がほとんどないとはいえ、光学式の方が確実に上。有効画素数以上の高画質化が図られているのである。
静止画も400万画素相当から610万画素相当になり、デジカメ並みの画素数を誇り、画質の高い静止画も撮影できるのだ。ちなみに、動画撮影中に静止画を撮影した場合は、UX1では230万画素だった画素が、UX7では460万画素と倍の画素数で撮影可能である。
フォルムとして大きく変化したのは、カメラコントロールリングの場所だ。UX1では、レンズ回りがカメラコントロールリングになっていたが、UX7では、レンズ下部に専用ダイアルを設置している。ダイアル中央には、ボタン新たに設置されており、マニュアルとオートに切り替えがしやすくなっている。
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