[レビュー]寝顔も夜景もキレイに残せる--ソニー、DVDカム「HDR-UX7」は、色再現、高輝度撮影に強い!

ソニー
内容:昨年リリースされたハイビジョンDVDカム「HDR-UX1」に、早くも後継機が登場。前回はハイビジョンの美しさを中心にレビューをしてきたのだが、今回はより使い勝手や細かい機能に注目してみた。

前モデルUX1との違いをチェック

 前回レビューで取り上げた「HDR-UX1」とのもっとも大きな違いは、より高画質になった点である。UX1は有効画素数(動画・アスペクト比16:9)は、143万画素だったが、「HDR-UX7」では、228万画素と大幅アップ。ビデオカメラとしては世界初となるxvYCC規格を採用し、色再現性では群を抜く仕上がりだ。

 さらに手ブレ補正機能は、電子式の新アクティブイメージエリア方式から、光学式のアクティブレンズ方式に変更されている。新アクティブイメージエリア方式は画像の劣化がほとんどないとはいえ、光学式の方が確実に上。有効画素数以上の高画質化が図られているのである。

 静止画も400万画素相当から610万画素相当になり、デジカメ並みの画素数を誇り、画質の高い静止画も撮影できるのだ。ちなみに、動画撮影中に静止画を撮影した場合は、UX1では230万画素だった画素が、UX7では460万画素と倍の画素数で撮影可能である。

 フォルムとして大きく変化したのは、カメラコントロールリングの場所だ。UX1では、レンズ回りがカメラコントロールリングになっていたが、UX7では、レンズ下部に専用ダイアルを設置している。ダイアル中央には、ボタン新たに設置されており、マニュアルとオートに切り替えがしやすくなっている。

  • 電源スイッチやズームレバー、録画ボタンなどは、UX1を踏襲しており、使い勝手は変わらない。フラッシュ切り替えボタンなど新しいボタンも増えているが、特に問題はなかった

  • カメラコントロールリングは、コントロールダイヤルに変更。回す際はリングの方が使いやすかったが、マニュアル/オート切り替えボタンが中央にあるので、即座に対応しやすくなっている

  • 本体の左下カバー内に端子類を収納。UX1では、すべての端子が収納されていたが、UX7でHDMI端子やコンポーネントなど、AV接続端子のみ。電源やUSB端子は背面に設置してある

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