UX1にも搭載されており、より高度な撮影ができるのが、コントロールダイヤルによるマニュアル撮影だ。コントロールダイヤルには、フォーカス、カメラの明るさ、AEシフト、WBシフトを割り当てることができるが、ここはデフォルトにもなっているフォーカスに着目したい。これを使えば、オートフォーカスによる最適なフォーカス範囲とは違った場所に焦点を当てることができ、通常とは違った撮影もできるのである。
手前の人物から後ろの人物にフォーカスが切り替わる、わざとぼやかしたピントからフォーカスが徐々に合ってくるなど、映画やドラマで見られる演出で撮影することも可能だ。
ひそかに性能アップしているのが、高感度機能だ。最低被写体照度が11ルクスから5ルクスと、より暗い状況での撮影が可能になっている。というわけで今回は夜景、とくに照明が間接的に当たる建物のライトアップを中心に撮影をしてみた。
動画をキャプチャしているので、イマイチわかりにくいが、ノイズ感はそれほど気にならない。暗い夜空や照明が少ない場所では、多少ノイズが発生していしまうが、これだけクッキリ、色鮮やかに映っていれば十分だろう。
ノイズ以外でも、暗所ではフォーカスが合わせにくくなる時もあるが、ズームやパンなどさまざまなカメラワークを試してみても、明るいときとほとんど変わらずに撮影することができた。テーマパークの夜間パレードやライブハウスなど、ムービーが苦手としていたシーンでも撮影が楽しめそうだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは