ニワンゴは動画に対して視聴者がリアルタイムにコメントを付けられるサービス「ニコニコ動画」の新版を3月5日に開始する。名称は「ニコニコ動画(γ)」(ガンマ)となる。
アクセスの集中を避けるために、当面はクローズドサービスとし、事前にIDを登録した10万人限定とする。サポート動画サイトはAmebaVision、フォト蔵と、同社がニコニコ動画のために開設する動画投稿サイト「SMILE(仮)」。SMILE(仮)はニコニコ動画(γ)と同じく3月5日に開始する。3月中に10Gbps以上の回線を確保し、国内最大の動画投稿サイトを目指すとしている。
自社で動画投稿サイトを運営するのは、「動画サービスの受け皿がないと運営が難しいため」(ニワンゴ広報)といい、違法コンテンツのアップロード対策については24時間の監視体制を取る。また、ID制を採用することで、違法コンテンツを掲載したユーザーを特定しやすくする。収益モデルは広告を主体とするが「単にバナーなどの広告を掲載するのではない、ニワンゴらしいモデルを採用する」としている。
また、対応動画サイトは「先方と交渉し、条件が合ったところから増やしていく」としており、両社の合意がとれたサイトに順次対応していくとのことだ。
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