韓国公正取引委員会、グーグルに是正勧告--「AdSense」をめぐり

文:Yoonjung Yoo(Special to CNET News.com) 翻訳校正:編集部2007年02月28日 11時53分
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 Googleが韓国の約款法に違反したとして、同国の公正取引委員会(Korea Fair Trade Commission:KTFC)から是正勧告を受けた。

 Googleに対するKFTCの是正勧告は、韓国のあるインターネット企業が、クリック詐欺の疑いでGoogleから「AdSense」広告契約を打ち切られたと主張したことを受けたもの。

 KFTCによると、GoogleがAdSenseと韓国企業の間の契約を破棄したこと、支払いを保証しなかったこと、広告主らに支払いを評価するための方法に意見を述べる権利を与えなかったことなどの行為が、是正の対象になるという。

 Google Korea関係者は、韓国の弁護士らとともに是正勧告を慎重に調査中であると述べた。

 「Googleは韓国でのビジネスを重要に考えている。KFTCの命令に対し一刻も早く適切に対応するつもりである」とGoogle関係者は述べた。

 クリック詐欺の問題が表面化するにつれ、韓国の多くのサイト管理者らがこぞってGoogleの対応に関する不満を表明している。

 韓国インターネット旅行代理店TourStarを経営するCiewoo Lee氏は、多くの広告主らがAdSenseの動作に不満を抱いており、Googleの一方的な解約に憤りを感じていると述べた。Lee氏は、GoogleからはAdSenseの動作を裏付けるための明確なデータは何も提供されていないと述べている。

 KFTC関係者は、韓国で事業を展開する企業はすべて、同国の約款法に従うべきであると述べた。

 KFTCは、「契約における不公正な条項に対しては、損害を避けるため最も厳しい手段をもって対応する」と述べた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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