調査・コンサルティング会社のシード・プランニングは2月26日、「次期携帯電話購入ニーズ動向調査」を実施、結果をまとめた。
調査によると、秋冬新機種の購入比率が最も高かったのは「ソフトバンク(70%)」、次いで「au(65%)」、「NTTドコモ(45%)」の順となり、auおよびソフトバンクは新機種が商戦の主力になっていることが分かる。なお、新機種のメーカー機種シェアの上位は、NTTドコモが「SH903i(23.1%)」、「N903i(22.7%)」、「P903i(15.7%)」、auが「W43H(20.2%)」、「W42SA(10.1%)」、「W45T(9.1%)」、ソフトバンクが「911SH(24.5%)」、「910SH(16.8%)」、「810SH(16.8%)」となっている。
秋冬端末の購入に際して選ぶ理由になった機能は、各キャリア共通で「メール操作」、「カメラ」、「操作性」が上位に挙げられている。そのほか、「ミュージックケータイ」はNTTドコモおよびau、「ワンセグケータイ」はauおよびソフトバンクで上位に入っている。
また、次期携帯電話購入時に重視する機能は「メール」、「カメラ」に加え、「ポータル」、「着メロ、着うた」、「ワンセグ」などが挙げられている。ただ、次期携帯電話購入時の考え方としては5割以上が「その時点で気に入った電話を購入」、3割前後が「今使っているメーカーから自分の気に入った携帯電話が出てくるのを待つ」としている。
さらに2006年6月、9月、11月に実施した番号ポータビリティ(MNP)利用意向調査の結果、全実施結果を通して「検討していない」、「変更するつもりはない」の合計が65%以上で利用に消極的な姿勢がうかがえる。MNPの変更理由としては「料金(59%)」の影響が大きく、そのほか「エリア/電波状態」、「キャリアイメージ」、「家族・親しい友人と一緒」などが挙げられている。
調査は2006年10月〜2007年1月の秋冬携帯電話購入者1000人を対象にインターネット調査を実施した。
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