衛星ラジオ2社の合併は何を意味するのか--ブログ界の反応

文:Margaret Kane(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2007年02月21日 17時33分
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 Sirius Satellite Radioは米国時間2月19日、XM Satellite Radioを46億ドルで買収することに合意した。ここ数週間Sirius Satellite Radioが合併交渉に出ているという憶測が流れていた。

 両社が合併を完了させるには、類似のサービスを提供する業界の大企業による牽制をはねのけ、規制当局による承認を得る必要がある。ブロガーたちはこの合併について、衛星ラジオの新時代の幕開けとなるのか、あるいは廃退に向けた第一歩となるのか、議論を繰り広げている。

 多くの人は、今回の合併について、衛星ラジオ事業が当初言われていたほど順調ではないことを表していると見ている。なぜ、MP3プレーヤーを使えば好きなコンテンツを好きなときに聴ける今の時代に、ラジオサービス会社同士の合併がどうしてこんなに大騒ぎになるのかと多くの人が疑問を呈している。

 ブログコミュニティーの反応は以下の通り。

 「XMとSiriusがそれぞれ提供する番組の数といったら膨大で、ほかの地上波放送のラジオ番組すべてを足し合わせても追いつかないくらいだ。しかし今となっては、自分の選択肢はもっともっと広がっている。(CDやメディアなどに)保存されたファイルをやりとりしていた時代だったら、衛星ラジオは有利だったかもしれない。しかし、今はiPodのようなものを使って、ファイルを簡単に転送したり、人に渡したりできることを忘れてはならない」--Doc Searls

 「わたしは衛星ラジオを聴くのが好きだ。でも、車の中では、iPodやZuneをAUX端子でステレオにつないで聴くのも好きである。Docの言うとおり、自分で聴くメディアを選べることはすばらしいことだ。今はたくさんの選択肢があるけれども、やはりMP3プレーヤーなら好きなものを好きなときに聴けるという点は見逃せない」--Scobelizer

 「メディアの将来が衛星ラジオにあるとは思えない。将来は、自分の欲しいコンテンツ(それも欲しいコンテンツのタイプでなくて、コンテンツそのものを指定できなければならない)を欲しいとき(確かに欲しいコンテンツがかかっているときに電源を入れればラジオでもお望みの音楽を聴けるのだが)に、欲しい場所(わたしはカンザスよりも飛行機の中で時間を費やすことが多い)で、欲しいデバイス上で聴けるメディアが流行するだろう」--Paul Colligan

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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