アッカは1月30日、参加型ムービーコミュニティ「zoome(ズーミー)」を開設した。
zoomeは、ユーザーが動画を公開し、グループで共有できる参加型ムービーコミュニティ。アーティストやクリエーターといったプロユーザーや企業が、動画を通して一般ユーザーと双方向型のコミュニケーションを図る「ナビチャンネル」も提供する。
zoomeに公開されている動画は誰でも視聴できるが、動画を公開するには、zoomeのユーザー登録が必要。登録をすると「マイページ」というユーザー専用のURLを持つことができ、動画投稿および公開が可能となる。また、投稿する動画にはテロップや吹き出しを入れることもできる。
マイページでは、テンプレートから好きなデザインを選んでレイアウトを変更するなど、ユーザー自身のカスタマイズが可能。情報の公開を制限できる機能も搭載されており、プロフィールはもちろん、投稿動画に関しても個々に公開相手を設定可能し、見せたい動画を見せたい相手にだけ配信できるコミュニティ環境が実現する。
ナビチャンネルでは、特定分野に詳しいエキスパートがテーマを設定し、ナビゲーターとして動画による情報発信を行う。ここで配信する動画は、ハイビジョン画質も実現可能な動画圧縮規格「H.264」に対応し、コンテンツ保護(DRM)機能も付加。タレントなどを起用した企業のコンテンツも、安全に配信できる仕組みが整っているとしている。
ナビチャンネルの第1弾として、カリスマギタリストのCharがナビゲーターとして登場する「the TARGIE SHOW (ザ・ターギー・ショー)」を公開。全国のアマチュアギタリストやギターマニアに向けて「お題」を提示し、お題にそった演奏風景や音楽ムービーなどの投稿を募集する。投稿された作品は一定期間公開され、Char本人の意見や視聴者の評価に基づく選考で、グランプリ作品を選出する予定。
アッカは今後、ナビチャンネルの拡充を図るとともに、ユーザーによる自発的なコミュニティ形成を支援するサークル機能や、携帯電話対応などの機能追加を進めることで、2007年度中に月間利用者数50万ユニークユーザーを目指すとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」