インプレスオンラインは1月25日、開発中である子供向け腕輪型通信端末の販売を2007年度中に開始すると発表した。2007年春には、正式プロトタイプを発表する予定という。
「コードネームLPM001」と呼ばれる、この通信端末は、同社が主軸とするバイオメトリクス(生体認証)事業からヒントを得て開発に着手した。人体検知センサを搭載し、装着した児童が強制的にLPM001を剥奪された場合など、保護者がそれをリアルタイムで確認できる仕組みだ。
また、非接触ICを内蔵しており、読取装置にLPM001をかざすことで警備機能の開始・解除を行う。そのため、保護者や教師など、権限を持つ者以外が警備機能を解除することは不可能となる。
さらに、LPM001にはGPS測位機能も搭載され、保護者は携帯電話やパソコンを使って、遠隔から児童の位置情報を確認できる。
インプレスオンラインは、札幌市中央区を拠点とする合資会社。バイオメトリクス技術を用いた入退室・勤怠管理システムの企画、販売、施工やショッピングサイトの企画、運営などを展開している。
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