Googleが、広告サービス「AdSense」向けに動画広告を提供する企業を拡充中だ。Googleは米国時間1月24日、The Wall Street Journal、Conde Nastの2つのウェブサイト、Life/Style Televisionなどが加わったことを明らかにした。
Googleは今週、ウェブサイトを運営する顧客数社に向けて、The Wall Street Journal online、Life/Style Television、Conde NastのEpicurious.comとStyle.comの動画広告を利用可能なパイロットプログラムへの参加を呼びかける電子メールを送っている。このプログラムでは、配信される広告の内容は、ウェブサイトのコンテンツに合わせて選ばれるという。
Googleは22日、顧客が運営するサイトにSony BMG Music EntertainmentとWarner Musicの動画広告を配信するための実験を発表している。Googleはこの実験を拡大中だ、と同社で広報を担当するBrandon McCormick氏は述べる。同氏によると、売り上げはコンテンツオーナー、ウェブサイト運営企業、Googleの3者で分配することになるという。広告は、通常のディスプレイ型広告と同じようにCPM(表示回数1000回毎の広告料金)型で課金される。
2006年夏、Googleは初期実験の一環として、AdSense上でMTVのビデオクリップを配信している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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